1.中小建設業ならびにその関連業が品質に対する認識を高めて優れた製品を提供することは、最終ユ−ザ−である市民の要求に応える上で大変重要なことであります。 現状ではISOの取得が様々な面で困難なこと等もあって今後、企業が生き延びて行く為のツ−ルとして、企業の体質と規模に沿った簡易な規格内容の品質システムの必要性が叫ばれておりました。 |
2.NPO法人「サッポロQMS」は、企業がしっかりした品質管理を実施しているか確認できる認証システムを策定し、品質サ−ビスの向上を図ろうとする団体・個人を資格認証します。 それによって、市民のニ−ズに的確に応じられるような優れた製品の提供や、品質システムの運用による企業運営の効率化、活性化を呼び起こし地域経済の発展に寄与することを目的としております。 |
3.設立に当たっては、建設会社、設立コンサルタント会社の計14社からなる準備委員会を結成し、約一年間の間、様々な見地から検討を重ねてまいりました。準備委員会のメンバ−には札幌市役所からも加わっていただいております。 また、NPOとしての客観性、透明性を確保する上から法人運営に当たる理事には、札幌市OB、建設会社ならびに設計コンサルタント会社経営者、学職経験者、弁護士、NPO代表者が就任しております。 |
【品質向上要求の高まり】 1.発注側の品質に対する信頼性向上とそれを達成するための企業能力がより強く求められております。 2.札幌市における構造不況業種への指定とその支援策として「高い技術力と組織力を持つ、力強い建設業への転換」が打ち出され、それに併合するものとして「サッポロQMS」が位置づけられております。 3.建設産業の市民化への移行論議が高まっており「従来型建設産業」から「地域型建設産業」への転換が求められております。今後はより地元に密着した産業になるよう提唱されてされております。 |
【サッポロQMSの性格】 1.ISOとは異なった地域の発信によるロ−カルスタンダ−ドであること。 2.簡易な規格としており、さらに、指導・育成プログラムを導入していること。 3.中小企業が生き残るためのシステムであり、ツ−ルであること。 4.将来のISO認証取得へ向けた土台作りに役立つこと。 |
1. 事務局で申請受付 → 申請協議
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